こんにちは。ひらっちです。

先週一週間、東北地方を一周する旅に出ていました。その旅日記です。

3日目は、岩手県陸前高田市で奇跡の一本松を見てきました。

奇跡の一本松とは、何?

奇跡の一本松とは?

まず、簡単に奇跡の一本松について説明。

元々、奇跡の一本松がある辺りは、海水浴場の後ろにある、松林でした。

津波によって松林の松がゴッソリ流された中、大きな一本松だけが流されずに残ったのです。

とは言っても、海水をガップリ被った松の木。

木自体は枯死してしまい、保存するのか、切ってしまうのかという議論に。

市は、復興のシンボルとして、保存する道を選択しました。

こちらのページに詳しく保存工事について書かれていますが、相当人の手が加えられています。

先っちょには避雷針がつけられ、根は取り除かれ(別途保存中)、幹は分割されて中身はくり抜かれ・・・

ここまでやって残す事に、賛否両論はかなりあるかと思います。

しかし、この一本松がきっかけで訪れる私みたいな人間がいる以上、決して無駄なモノでは無いと思います。

いざ、目の前へ!

駐車場に車を停め、奇跡の一本松へ。

奇跡の一本松案内板

駐車場から、意外と遠い・・・その距離、約800メートル。

金払ってタクシー乗ればいいじゃん。と言われそうですが、大部分が歩道のため、一般人がそれをやるのは不可能です。

よっぽどのVIPが訪れ、どうしても目の前まで車で行かないと・・・という事が無い限りは歩いて行くしかない道です。

私が訪れた時の気温は、約30度。熱中症になりかけながら、帽子を持ってきた自分を自分で褒めてやりたいとか言いながら歩く。

奇跡の一本松遠景

見えてきた。やっと着いた・・・

奇跡の一本松

サイボーグとか言われながらも、しっかり立っている一本松。根元から見ると、こんな感じです。

奇跡の一本松根元

後ろの壊れた建物は、ユースホステルだったそうです。震災遺構として、今後も残すとの事です。

こちらの絵は、やなせたかし氏が書かれた絵。

やなせたかし氏寄贈絵

やなせたかし氏のコメントもあります。

やなせたかし氏コメント

「ヒョロ松君」・・・このネーミングセンスは好きだな。

仙台にアンパンマンミュージアムがあるため、やなせたかし氏は東北出身と思っているあなた。

やなせたかし氏は、四国・高知県の出身です。

それがどうした!次行こう。

道の駅跡地へ

道の駅で車中泊をする旅のため、検索すると必ずこの道の駅も出てきます。

サイトによっては、震災被害のため閉鎖中とは書かれて無いため、ここで車中泊をする為に行きそうになった事は内緒。

道の駅跡地

かなり大きい道の駅。ここも震災遺構として、あえて残しています。

陸前高田道の駅内部

陸前高田道の駅について

震災前の写真もあるが、あまりの変わりっぷりが痛々しい。

一本松だけじゃない!消えた街がそこにあった。

実は、今日一番感銘を受けたのは、一本松ではない。

この施設が今日一番だったと思っている。

陸前高田まちづくり情報館

この施設では、震災に関する被害状況などを展示している。

写真は・・・あまりに印象的で、撮り忘れた。なんてこった!

一番印象に残っているのは、震災前の街を、走行しながら車載カメラから撮った映像。

市役所、JRの駅、駅前商店街、街一番のショッピングセンター、図書館・・・

これらの施設は全部津波で流されています。

陸前高田概要

この写真で「通行規制区域」とある部分が、市街地でした。

全部流されたため、一から整地しなおしている最中なのです。

石巻は、市街地全てを整地する、までの作業はしていません。

しかし、陸前高田市は、全て流されたため、街を一から作り直しているのです。

街を一から作り直し、海岸も一から作り直す。宮城県・岩手県の沿岸地域は本当に様々な所で工事をしています。

沿岸では堤防を新たに作り、ちょっと山に入ると「三陸自動車道」の建設が急ピッチで進んでいます。

車で走っていると、工事業者向けのプレハブ住宅や、短期滞在用ホテルを沢山見かけます。

東京オリンピックに向け、工事業者の人と物資が足りない!という話を聞きますが、東北にこれだけのマンパワーが割かれている現状を見て、納得しました。

この道の駅跡地は、隣の土地に国立の祈念施設と新しい道の駅を作ることになっています。

道の駅整地

道の駅今後

そして、陸前高田市からメッセージ。

陸前高田市市長からこれだけの被害があったことを知らなくて、ゴメンナサイ。

甚大な被害からの復興に向け、動き続ける陸前高田市を応援します。

そして、新しい道の駅が完成したら、今度はここに車中泊しに行きます。

本当に何も知らなかったな、俺。と思いながらこの街を後にしました。

地獄の移動日

翌日に本州最北端・大間へ行きたいと思っていた私は、お昼に陸前高田市を出発し、車を走らせる。

目標は、青森県の県境手前。今日はもう寄り道はしない。はずだった・・・

釜石市を走行中、興味深い施設を見つけたので寄ってしまう。

鉄の博物館。スポーツが好きな方なら大体ご存知かと思うが、釜石といえば、新日鉄釜石。

社会人ラグビーの強豪ですね。

しかし、この日は火曜日でまさかの定休日。ガックリ・・・

落ち込んでいる暇は無い。ならば、日没までに北へ行こう。

あまちゃんの街へ!

今日の移動コース。マップ

グーグルマップの調子が悪いため、画像で。

約220キロを、ほぼ海岸沿いに移動しました。

午後から大雨に降られながらも、夕方6時頃に「道の駅 久慈」へ。

のんさんのサイン入りポスター

能年玲奈・・・いや、のんさんのサイン入りポスター。この映画、観ました。

オール広島弁の映画でしたが、広島出身の私が聞いて、ほぼ違和感無し。

決して器用とは言えないすずさんが、戦中の時代を生き抜く姿に、思わず涙してしまう作品です。

あまちゃんの幟が、多数立っています。

さすがは「あまちゃん」の舞台。幟が立っていました。

お風呂は「古墳ノ湯」へ。いい湯でございました。

今日の車中泊は、この道の駅。しかし、ちょっと問題が発生。

車中泊の方は道の駅から徒歩5分位離れた、近所のイベント会場に停めてね、という案内。

案内通りイベント会場に車を停める。

しかし、いざトイレへ行こうとすると、イベント会場にトイレなんて無い。

山中の公園トイレか、道の駅のトイレまで行かないといけない。

どちらへ行くにしても徒歩で約5分。

夜道を寝巻姿で5分歩くのは、正直嫌だ。

山中の公園トイレは、本当に周りに何も無く、万が一襲われるとジ・エンド。

というわけで、道の駅の駐車場へ車を移動。

道の駅の駐車場には、約10台位車中泊らしき車があった。

最初から道の駅の駐車場に停めていればよかった。

こんなこともあるんだな・・・

次の日は、下北半島をひたすら北上します。しかし、自分の勘違いから、心折れる出来事に遭遇します。

では、また。