こんにちは。ひらっちです。
先日、郡山市立美術館で「自転車の世紀」という特別展を見てきました。
何故美術館で自転車・・・まぁ、細かい事は言いっこなし。
大きなポスターがお出迎え!
何と、写真撮影OK!SNS・ブログにどんどん上げちゃって、というスタンス。
これはやるしかねぇ!
ミラーレス一眼を持ってこなかった自分を責めつつ、iPhoneでバシャバシャ撮りまくってましたw
歴史に触れてみた
まずは、自転車の歴史について。
一番面白い展示だと思ったのは、これ。
展示されている中では一番古い(1870年に製造)。しかし、タイヤをよく見てほしい。
ゴム?何それ??と言わんばかりのタイヤ。木が剥き出し。
ここまで乗り心地を無視すると、潔さを感じるw
通称、ボーンシェイカー。その通りw
折りたたみ自転車もありました。
軍隊のために作られていた事にビックリ。
これを背負って戦場に行き、移動するってスゴい。
古い自転車といえば、この形。
このタイプが出来てから、自転車でレースをする文化が生まれたらしい。
しかし、どうやって乗り降りするのだろう・・・
これでレースなんてやったら、毎回ケガ人続出だと思うのだが。
1964年の東京オリンピックに向けて作られてロードバイク。
基本的な作りは、今と同じ。この頃には今の形が完成していたのかと思うと、興味深い。
一番の目玉? 弱虫ペダル原画
人によっては、これだけを目的に来た人もいるだろう。
しかし、私はこの漫画を見たことがないw
実は、他にもほぼ1話分の原画が展示されていましたが、これは会場でお楽しみください。
決して、写真撮るのが面倒になった訳では無いぞww
スマートフォンとの連携
私の中で、一番面白い展示だったのは、これからのお話。
ただの電動アシストでは無い。スマートフォンと連携出来る。デザインも格好いい。
カギを挿し、スマホを載せる。そしてスマホでナビや地点を記録してくれるのはありがたい。
これなら、知らない街に行っても大丈夫。ナビ見過ぎて事故っちゃダメだが。
クイズ これは何でしょう?
これも立派な自転車グッズ。パッと見分からなかった。これは何だと思いますか?
実は、自転車エアバッグ。
エアバッグと言っても、何かと話題のタカタ製ではない。
首にマフラーの様に巻き(かなりゴツいが・・・)、事故を検知したらボン!とクッションが飛び出す。
最近では、自動車にも歩行者用のエアバッグが装備されたりしていますが、これは画期的。
しかし、冬はいいが、夏にこれを着けるのは厳しい・・・かなり暑くなりますよね??
エアバッグと言えば、自動車に乗っている中の人向けですが、外にも目を向ける発想、なかなか無かったですよね。
スバルが自転車を作ったら??
コンセプトモデルなので、発売は無いかと思いますが、とにかくカッコいい!
車に折り畳み自転車を積んで観光地まで行き、その折り畳み自転車で観光地を移動する・・・
そういう楽しみ方をしていた人が職場の先輩にいたので、この発想はすぐにピンと来た。
しかも、走行距離や運転手の疲れ具合を検知して、車に戻った時に自動運転に活かす・・・
こんな所でも自動運転の技術が使われるんですね。
どこかで見たマーク・・・
車に収納した際、さっきのマークの所から非接触で充電するのですね。
これは理に適っている。
でも、これはドコモが「おくだけ充電」とかネーミングを付けて、結構前からあった規格なんですけどね。
iPhoneも対応する(遅いよな・・・)ので、これからもっと普及していくのかなと思う。
まとめ
自転車だけで、本当に出来るのか?と思っていましたが、思ってたよりいい特別展でした。
ゴールデンウイーク頃に神奈川県茅ケ崎市で開催され、その次に郡山で開催されたようです。
これから全国を周っていくのかどうか分かりませんが、自転車が好きな方なら、満足できる内容かと思います。
私は、全体を見るのに1時間位かかりました。まぁ、かなりゆっくり見て、写真もガッツリ撮っていたからですが・・・
SPDなどのピンディングペダルで来た場合、それ向けのスリッパも用意されていたそうです(後から知った話ですが)。
人生を楽しく!では、また。