こんにちは。ひらっち(@furakima)です。
プロ野球で、興味深い動きがありました。
セもDH!“パ高セ低”打破へ導入検討…早ければ19年にも(サンスポ)
交流戦・日本シリーズでパ・リーグに圧倒されているので、やっと動き出した感じでしょうか。
この報道をきっかけに、DHについて調べてみると、ツッコミどころの多い話を見つけてしまいました。
DH制とは??
野球で、ピッチャーは打席に入らず、代わりに打撃専門の選手を置く事を、DH(指名打者)と言います。
メジャーリーグで、1973年にア・リーグが導入したのが最初です。
異常な投高打低で、観客数も落ち込んでいたため、そのカンフル剤に導入したと言われています。
日本でも1975年にパ・リーグが導入しました。
人気回復!と、当時代打で打ちまくっている選手(守備が苦手なため、代打で出てた)がいたのが、主な導入理由です。
観客数は改善しませんでしたが、完投数が上がったり、試合時間の短縮につながるなど、プレーにおいては一定の効果はありました。
セ・リーグのDHを導入しない理由がツッコミどころ多すぎたw
パ・リーグが導入したのだから、セ・リーグもいかがですか?
という話になっても、セ・リーグは頑なに導入を拒み、現在に至っています。
かつて、セ・リーグは何故導入しないのか、公式HPに書いていました(現在は削除)。
今は削除されているとはいえ、この理由にビックリしたので、紹介します。
http://www.npb.or.jp/cl/communication/qanda/1.html←このURLでかつて公開していました。
うーん、何処からツッコミ入れたらいいですか?と、言いたくなる言い訳集です。
私なりのツッコミは、こんな感じだろうか。
- 根本的なルールを変える訳では無いので、覆す程のものでは無いと思う。
- 投手の代打だけが野球戦術の中心では無いと思いますし、余力がある先発投手が、打撃の都合で早々にベンチに下がる事も問題かと思います。
- 投手が打席に入った際、明らかに打つ気が無く、適当に見送って三振してるケースも多くあります。その方が明らかに攻撃に参加する考えを感じません。
- パ・リーグで前例があるので、別に混乱しないと思いますが・・・
- 投手から野手に転向して成功した例は、セパ問わず数多くあり、DHの有無は関係無いのでは・・・
- 仕返し以上に、乱闘の方が心配だと思います(昔は乱闘が多かった)。
- 分業制が確立され、先発投手の球数を気にする現代野球では、そんな事言えないと思います。
- そもそも、何との比較なのかが分からない。
- 下位打線で打撃力が劣る場合、1番打者の前にバントをする事は十分想定できます。
一素人のファンでもこれだけツッコミを入れられる、言い訳集でした。
私のツッコミにも、それは違う!と言われる点もあるかとは思います。
一時期とはいえ、セ・リーグがこれを公に公開していた事がビックリ。
どうでもいいからパ・リーグと同じ事はやらねーぞ。という意志ぐらいしか感じないww
まとめ
別に、セ・リーグ遅れてる~みたいな事を晒す目的ではありません。
今は削除されていますし、導入に向けて議論するだけでも進歩です。
私個人の意見としては、セとパであえて違いを持たせ、特色を出す事もいいと思います。
ただ、変なお偉いさんの意地であったり、あんな子供じみた理由で導入しないのなら、足並みを揃えた方がいいとは思いますが。
もっと色々な意見がありますが、キリが無いので、これくらいにしておきます。
いつの時代も愛される、面白いプロ野球である事を、一ファンとして願っています。
人生を楽しく!では、また。